空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

文章:写真

今日の朝。

まぁ今日じゃなくて何日か前なんだけどね。今日の、って言い方が好きなんで。(一昨日の朝、じゃあなんとなくねぇ)例によって息子のランニング練習に付き合って諏訪湖に行って、戻ってきて裏から薪を補充しよとしたときに見えた光景、という動物の足跡のよ…

億劫な気持ちを乗り越えて新しいチャレンジ。

以前に、自分の写真の傾向を分析した。 (自分の写真の)傾向と対策 - 空色のパノラマ で、自分が苦手なもの・・・パターンと色と立体感、が写真の主題となることがとても少なかった。街を歩いていて、通勤していて自然に目が行くのは線や形、シルエット。そ…

空色カメラ(富士フィルムX20)

僕の愛機、空色カメラこと富士フィルムのX20。発売されたのは6年前の2013年3月。僕が購入したのは3年前の2016年1月。すでに後継機のX30も2014年に発売されていた頃。ソニーのRX100もあったしリコーのGRもあったしパナソニックのLX100もあった。それでも僕は…

(自分の写真の)傾向と対策

さて。僕は日常生活の中で写真を撮っていて、そのとき大切だな、って思うのは写真を撮ることだけに時間をかけられないのと、写真を撮ることを目的にどこかへ出かけたり被写体を見つけるわけではないので、日常の中で美しいものに気づく視点と、なぜ自分がそ…

日常の中で写真を撮る、というスタイルで大切なこと。

その昔、トイカメラというものが流行っていた頃、僕も流行にのってロモのLC−Aを使って写真を撮っていた。ファインダーを覗いて写真を撮るのが楽しいなぁと毎日毎日写真を撮っていた。月日は流れ、世の中がとっくにデジカメの時代になっても、このファインダ…

写真の本を読んで分かったこと(再確認したこと)

先日も書いたんだけど、今写真の本が面白くて読み漁っている。特に面白いなぁと感じているのがナショナルジオグラフィックプロの撮り方シリーズ。掲載されている写真が素晴らしい。写真家の本ほど作家性が強くはなく、かといって当然無個性ではなく、ドキュ…

割といい写真撮ってるじゃん。

いやいや、そのタイトルでこれらの写真かよ、って思った方、今から説明しますね(笑最近、写真の本をよく読んでいる。ナショナルジオグラフィックのブライアン・ピーターソンのシリーズや、割と硬派目の構図の本が面白くて。(こうすれば撮れる、傑作写真!…

とりとめのない写真たち。僕が写真を撮り、そして記事を書く理由。

じゃあ今回以外はとりとめがあるかというといつだってとりとめがないんだけど。主題もない。テーマもない。コンセプトもない。写真を撮るために出かける、ということもない。普通に暮らしていてどこへ行くにも何をするにもカメラを持ち歩いて、だからいつも…

今年のコスモス写真

珍しく割とタイムリーな写真です。コスモス。去年、コスモスの写真の美しさに感動して、自分でも無心に撮影したのがうまくいったんですが、今年はどうも色気が出てしまって、かっこいい写真を撮ろうと何枚もチャレンジしたんですがことごとくダメ。結局、そ…

このたび会社をやめました〜その9。画像編集はじめました。

今まで画像編集をしてきませんでした。やっぱ写真はjpeg撮って出しっしょ、とか、後から手を入れるなんで邪道だ、とか何かしらの主義があるわけではなく、時間がない、編集はじめたらきりがなさそう、というような・・・要は言い訳をしていますがめんどくさ…

夏の思い出〜香川県高松市の海

夏の写真、まだまだ残っています。ということで、振り返り感半端ない海水浴写真です。妻の実家が香川でして、毎年帰省して海水浴に行ってます。未だにどうしていいのか分からないのが、こんな風に晴れた日の露出。特に海。暗い写真と明るい写真のどっちがい…

光の向こうへ〜失敗写真が面白い。

私の使っているX20、オートフォーカスが優秀ではなく、 動体撮影すると大概追いきれずにピンボケします。 そして私の腕も優秀ではなく、 動体撮影すると大概追いきれず手ぶれを起こします。 ピンボケと手ぶれが合わさったら面白い写真が撮れたなぁと。 要は…

自分が何を見ていいなぁと思っているか、自分の目を追ってみる。

私は長野県の下諏訪町という小さな町に住んでいます。 小さな町には似つかわしくない、諏訪大社という大きな神社 (御柱祭をご存知の方もいますかね)がありまして、下諏訪にはその神社のうち、 春宮・秋宮という二つの神社が存在しています。 どちらも家の…

とりとめもない、大切な被写体たち。

hibi-mae.hateblo.jp ・・・日々撮り散らかし。という大変素敵な写真ブログがあります。撮り散らかし、と名前が付いてるように、幅広いモチーフが撮影されていて、フィルムの写真もあるしデジタルの写真もありますが、共通しているのは日常であること、暮ら…

なんのためにブログを書き、写真をUPしているのだろうか。

はじめは自分の密かな日記として、そのうち人に見てもらいたくなって、やがて自分の感覚からしたら大勢の人に見てもらって、コメントもいただくようになって・・・はてなブログを見ていると自分より写真がうまい人が山ほどいて、自分の写真を見るよりもきれ…

陽だまりの中で 〜明るさ、暗さ、露出に迷う。

・・・先日、うちの会社で行っていた見学会の写真。差し込む光、包み込む光がとても優しく温かく眩しい印象でした。さて、わたし、露出を決めるのが苦手でして・・・どのくらいの露出がいいのかな〜っていつも迷います。適正露出、って意味じゃなく、どのく…

信濃国分寺にて 〜カメラの設定を見直す

はてなブログの他の方の素晴らしい写真ブログを見ていてすごく感動し、写真からいろいろな感情を感じたことがきっかけで、自分の写真が物足りなくなってきました。自分が撮った写真よりも、むしろその方達の写真の方が、自分に見えている世界を伝えていると…

とりとめのない写真 〜自分の写真を見返す

まぁいつもとりとめないんですが。共同駐車場から見た自宅、影が面白かった薬缶、すごくきれいだなと感じた駐車場に積まれていた瓦、自宅のマキストーブです。はてなブログでずっと自分が憧れて見ていた方たちの写真。当時(二ヶ月前くらいです)、素晴らし…

夕焼けの諏訪湖、いつもの諏訪湖

氷が溶けて、御神渡りもなくなり、行き交う人も普段の人になり・・・ 人で賑わい諏訪湖自体も会話もとてもキラキラしていたときが終わり、 なんだか華やかな魔法が解けたような。 ひなびていて、寂しげで、そしてとても美しい。 いつもの風景、いつもの諏訪…

シルエットになることで見えてくるもの。

御神渡り、全国ニュースにもなったため大勢の人が見に来ていました。 そんな人たちのシルエットを見ていると、顔や服装、色、そういった表面の ディティールが見えなくなり、かえってその影の向こうに、その人の気持ちや 仲間との会話、ストーリーが見えてく…

夕陽に照らされる御神渡り 〜伝えたいことを絞る

・・・御神渡り写真いったんラストです。子供の頃は当たり前だった諏訪湖が凍ること、そして御神渡りも最近はとても珍しいことになってしまったので、今年こうやって見れたのもラッキーだなと思います。肉眼ではもっともっと迫力があったのですが、写真に撮…

凍った諏訪湖での水鳥 〜あ、いいな、と思った時に写真を撮る

全体が凍った湖の、少し残った水の部分や岸辺、流れ込む川のあたりに 水鳥たちが集まって寄り添っていた。 今日も変わらない穏やかで豊かな風景。 ・・・前回も書いたんですが、僕は常にカメラを持ち歩いています。なんかいい被写体はないか!?って目を皿の…

御神渡りの諏訪湖の様子 〜いつもカメラと一緒に

空と湖の青が好き。 こんな綺麗なものが身近にある幸せ。 ・・・はい、ようやく2ヶ月前の諏訪湖の全面結氷、御神渡りまできました。全面結氷といっても、この頃は時間によっては氷が溶けているところもあったり、いろいろな表情を見せてくれていました。僕は…

いろいろな今日のいろいろな空 〜いいと思う写真をたくさん見る

毎日毎日、朝も昼も夕方も空を眺めていると、そんなに大きく変わらない表情でも いつも新鮮で、いつもうれしい気持ちになる。 うれしい気持ちで写真を撮るととても幸せな気持ちになる。 嫌なこともそのときは忘れている。 そしてついつい同じような写真ばか…

冬の諏訪湖(御神渡り前) 〜同じものを何度も撮る

冬の諏訪湖。いつもの風景、いつもの場所。 でも同じに見えても全く同じことはない。 時間帯や日にち、そして自分の気分によっても見え方感じ方は変わる。 いつも同じ、だからこそ、いつも新鮮。 ・・・はい、周回遅れでUPしているので、ようやく冬の諏訪湖…

神社と共に暮らすということ 〜苦手な被写体「神社仏閣」

今の会社(建築・工務店)に入ってから、家を建てるときに行う地鎮祭や、 丁寧な暮らしの提案ということをしていると、神社、というものに接する機会が 増えてきた。 もともと地元は諏訪大社秋宮のすぐそばで、毎日の暮らしに身近に神社があり、 また、御柱…

水族館その③ 〜その他の生き物

他の生き物、といってもウツボしか写真ないけど・・・ この水槽にはウツボがうじゃうじゃいて、ぱっと見はちょっと気持ち悪い。 で、ほとんどの人はうわーって言いながら素通り。 うちの子供達はこのウツボが大好きで、いくらでも見続けている。 見続けてい…

水族館その② 〜海月写真

空の青、湖の青、そしてもう一つ、海月の青。 いくら眺めてても飽きない。何枚でも写真を撮ってしまう。 どうしてこんなに青が好きなんだろうと自分でも思うけど、 でも訳も分からず好きなものがあるというのは悪くないな、と思う。 ・・・海月です。ほんと…

水族館その① 〜暗いところで人物写真

香川に帰省のたび、年二回帰省しているので年二回訪れる新屋島水族館。 そんなに大きな水族館ではないし、このペースで訪れていると新鮮味はないはずだけど 子供達は毎回行きたがって欠かさず訪れ、訪れるたびに興奮して楽しんでいる。 そうか、新鮮に楽しん…

空と水の青が好き 〜初心者から超初心者へ、あるいは最近なにゆえに写真的なことを書き出したか

空の青はそのまま見てもきれいだけど、水に映った青がまたとてもきれい。 住んでいる場所が諏訪湖のそばということもあるのか、 水のある場所はとても落ち着く。 ・・・こういう写真には構図がありますが、(空と地面の割合。三分割とか二分割とか・・・)人…