空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

写真:建物

今だけを見つめて生きる

※撮影:2020年2月。近所、早朝散歩、諏訪湖。 先のことを考え、検討し、準備し、備える。 将来に向かって努力をする。 それはとても素晴らしいことだと思います。 しかし、将来像について明確でないことや、今考えても仕方ないこと、今では 決めきれないこと…

初心に帰る。

※撮影:2020年2月。近所、通勤途中。 少し前に書きましたが、X20が壊れて修理をあきらめて、X100Fに変えることに 決めて、そして実際に現在使いだしております。 (今回のブログも含めて、いつも撮りだめした写真をUPしておりますので、 まだX100Fの写真では…

第三の選択肢。間を取る。ほどほど頑張る。

毎日生きていると、暮らし、仕事、その他もろもろ・・・実にいろいろな場面で、決断や選択をすることがたくさんあります。僕はそんなとき、ついつい二者択一、というものに陥ってしまいます。 ・今日はご飯を作るのがめんどくさい。作るか、外食するか。・だ…

青春にさようなら。

最初の五枚の写真は群馬の前橋、高崎で撮った写真です。僕は前職で、工務店(家を建てる仕事)の営業をしてまして、ある時期、群馬で単身赴任してました。会社の方針で群馬に進出することが決まり、手始めにってことで僕が一人、事務所もプレハブ同然の建物…

松本城

去年の10月頃、家族で松本城に行ってきました。松本城は、長野県松本市にある国宝にも指定されている立派なお城です。松本市は僕が生まれ育って今も住んでいる下諏訪町から車で30分くらいの場所で、大学時代はここで一年過ごしたこともある身近な街なんです…

過去そのものは変えられないけど、過去の意味は変えられる。

去年の9月に前の会社を辞めました。(まぁ今までぼかして書いてきましたが辞めさせられた、が正しいかな)自分が面倒を見ていた社員が代休をとろうとして、それに対して嫌味ったらしいメールで拒絶した社長に腹を立て、社長と喧嘩をして、それが大事になって…

近況報告

どうも、ご無沙汰しております。(といっても元々そんなに頻繁に更新する方でもないですが)ここ数日ひどい風邪をひいて寝込んでおりました。今回はひどかった・・・でもまぁ、それだけ疲れがたまってたんだろうな、と思います。回復が必要だったんだろうな…

何気ない日常写真、そこにはきっと暮らしと時間と思い、そして命が写っていると思う。

先日のブログで、本人にとっては普通で当たり前のことがほかの人から見たときに新鮮で、その人ならではの個性的なものに映る、ということを書きました。はてなブログでいろいろな方の写真を拝見しますが、そんな中で、その人にとっての日常や毎日の暮らし、…

よりみち

仕事は、毎日は、基本的にはほぼ同じことの繰り返し。たまに、ちょっと、新鮮さやワクワクよりも、はぁ〜というため息をつくような気分になるときがある。そんなときは、いつもと違うみちを通って通勤する。リハビリ。自転車で通勤しているので、結構みちは…

経年変化というものが好き

前の仕事の影響(無垢の木と土壁で家を建てる)もあるだろうし、元々の性格もあるだろうし、ともあれ、僕は経年変化(物や建物などが時間が経過したり使用されていく中で変化していくこと)が全く気にならない。いえ、気にならない、のではなくかえってそれ…

それでも雪の風景を

僕の住んでいる街、下諏訪の冬は今年はそこまでは寒くなく、あまり雪も降らず、暖冬・・・というわけでもないけど、なんとなく物足りない冬だった。それでも、雪が全く降らなかったわけではないので貴重だった雪景色を。近所の歩道橋。画角が広い写真と寄っ…

(自分の写真の)傾向と対策

さて。僕は日常生活の中で写真を撮っていて、そのとき大切だな、って思うのは写真を撮ることだけに時間をかけられないのと、写真を撮ることを目的にどこかへ出かけたり被写体を見つけるわけではないので、日常の中で美しいものに気づく視点と、なぜ自分がそ…

写真の本を読んで分かったこと(再確認したこと)

先日も書いたんだけど、今写真の本が面白くて読み漁っている。特に面白いなぁと感じているのがナショナルジオグラフィックプロの撮り方シリーズ。掲載されている写真が素晴らしい。写真家の本ほど作家性が強くはなく、かといって当然無個性ではなく、ドキュ…

とりとめのない写真たち。僕が写真を撮り、そして記事を書く理由。

じゃあ今回以外はとりとめがあるかというといつだってとりとめがないんだけど。主題もない。テーマもない。コンセプトもない。写真を撮るために出かける、ということもない。普通に暮らしていてどこへ行くにも何をするにもカメラを持ち歩いて、だからいつも…

このたび会社をやめました〜その15。シンプルに続けること、今を生きること。

さて。就職活動も長引いてくると不安になってきます。先日、面接についてブログを書きましたが、こんな感じでこの先も続くのか?いい会社に巡り会えるのか?自分はどこかに就職できるのか?とか。結局、自分で勝手に先を想像して勝手に不安を増やしています…

建築中の家

今現在はすでにお引き渡し後なんですが、この写真を撮った二ヶ月前はまだ建築中の家の写真です。面白いなーと思ったのが一枚目。何の変哲もない洗濯物写真なんですが、これ、建築中なんですよね!すぐ近所に住んでいるお施主様がこの場所を気に入っていて、…

土壁の補修

私が勤めている工務店は土壁で家を建てているちょっと珍しい会社なんですが、この写真はそれとは別で、間伐した森の中に小さな小屋を以前に建てたんですがなんせ雨ざらしなんで土壁が傷んでしまい、その補修をしているところです。社員が自分たちで見よう見…

とりとめのない写真たち

またとりとめのない写真がたまってきましたのでUPします。 一枚目は職場のウッドデッキ。10年経っていい色に。 二枚目は水たまりです(この説明いるか?(笑)) 三、四枚目は浪江中学校(元の)。 先日UPした宮城からの帰りに常磐道を通って浪江町に降りて…

山を育てるために自分たちで木を切り出し製材する。

今回の一連の写真は、お施主さんと一緒に伐採を体験し、製材を見学して、 そして製材所の見学を行うツアーでした。 ここは宮城県の栗駒にある製材所です。 この人たちは山から切り出すところから全て一貫してやっているんですが、 市場から材木を仕入れてそ…

晴れの日の我が家、雪の日の我が家

・・・大量に撮りためた写真を順繰り順繰りUPしていて、ようやく3月まできました。あったかそうな光が差し込んでいるのが3月7日。そして雪の写真以降が3月10日。また薪ストーブをたいてました。今年の冬は(今年の冬も?)暖かい日と寒い日の差が激しかった…

とりとめのない写真 〜自分の写真を見返す

まぁいつもとりとめないんですが。共同駐車場から見た自宅、影が面白かった薬缶、すごくきれいだなと感じた駐車場に積まれていた瓦、自宅のマキストーブです。はてなブログでずっと自分が憧れて見ていた方たちの写真。当時(二ヶ月前くらいです)、素晴らし…

大阪の夜と朝

一つ前の投稿で書いた「適塾」は大阪にありまして、勉強会終わった後で大阪観光、ということになりました。他の人たちはみな関西で割に街の人たち。自分だけ長野の山から出てきているので普通の場所歩いているだけでもキョロキョロ・・・これは通天閣からの…

大阪、適塾にて。

普段、伝統建築に近い在来工法で土壁の家を建てていますが、さすがにこのレベルの建築はすごい。なかなか今やろうと思ってもできないです。先日、建築の勉強会で大阪の適塾(江戸時代の蘭学者、緒方洪庵が開いた蘭学の私塾、その建物)を見学してきました。…

朝の訪れ

朝起きて、外の様子を見て、薪ストーブに火を入れて、そうこうしているうちに陽が差して・・・今日も一日が始まる。すごく頑張る日もあるし、ちょっとだらける日もあるけど、毎日は変わらず訪れる。そして基本的には同じことの繰り返し。毎日頑張るのはつら…

手前、奥、その先

植木鉢、建具に映った緑、土間、外の明るさ・・・ 要素の多い写真だけどとっても好きな一枚。

家は景色になる

山や森といった自然だけでなく、 また巨大な遺跡や建造物だけでなく、 普通の家も景色となり溶け込んでいく。

おだやかな、はじまり

草取り、お掃除、薪をくべてお湯を沸かす・・・ こうして一日がゆっくりおだやかにはじまる。