空色のパノラマ

空色のパノラマ

日々感じたことを写真(x20)と言葉で。https://www.facebook.com/profile.php?id=100002288124859

青春にさようなら。

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最初の五枚の写真は群馬の前橋、高崎で撮った写真です。
僕は前職で、工務店(家を建てる仕事)の営業をしてまして、ある時期、群馬で
単身赴任してました。
会社の方針で群馬に進出することが決まり、手始めにってことで僕が一人、
事務所もプレハブ同然の建物で何もないところから始めました。

少々変わった会社で、とりあえず一年間は好きにやってきてよい、遊んで来い、という
指示だったので、営業活動と称して前橋、高崎中心にいろんな面白い人達をさがしては
尋ね歩き、親しくなるってことを繰り返していました。
(国産の薬品処理してない木と土壁でつくる家を建てていたので、普通に広告出して
 宣伝するより、まずは食とか農とかそっちに関心ある人に知ってもらおうっていう
 ことも考えたんですが)
はっきりいって、単に自分が会いたい人に会う、興味があるところに行く、って感じで
自由をいいことに週二日も農家さんの畑を手伝ったり、イベント出店したり、新しく
始まるマルシェの実行委員になったり、もうなんていうか、楽しかったなぁ。
部外者の気楽さでしがらみもなくいろんな人と人をつなげたこともあったり、
なぜかお店の名づけ親になったり、工務店の営業になっているのか?という疑問を
どっかに放り投げて地域の人と交流ばっかりしてました。


そんなことをやっていると不思議とお客さんが何もないプレハブ事務所に足を運んでくれて、仕事もいただいたりして、気づいたら事務所にスタッフも増え、モデルハウスを
建てる、なんて話しになったりして、群馬が地元長野県と同じくらいの受給エリアに
なったところで本社に呼び戻されて楽しかった群馬勤務も3年で終了となりました。

結局仕事も変わったので群馬に行く機会もなかったんですが、先日そのころに知り
合った人からたまには遊びにこいよと誘われて行ってきたときの写真です。

数年ぶりに行った群馬は結構様変わりしてて、かつて自分が遊んでたコミュニティや
界隈ってのもだいぶなくなっちゃって、もう全然知らない流れで動いていて・・・
ああ、ここはもう自分の居場所じゃないな、っていう諦観と、
それでも、あのころ種まきしたことがそこはかとなくつながっていて今や立派な
花を咲かせている、というようなものも見えて、なんか無駄じゃなかったのかもな、
なんて気持ちと。

最初の写真の方は今や群馬のあちこちでひっぱりだこの切り絵アーティストさん。
最初に仕事のパートさんの募集に来てくれて、広告物のデザインをしてくれてて、
狭い事務所で肩を並べて仕事したり、二人で見学会やってた人が今や自分の
アートの仕事だけで食べていけるようになって、事務所まで構えてたりして
感無量。
でも、今度久しぶりに群馬行くよって連絡したら事務所に誘ってくれて、
顔出したら、おにぎり好きですよね?っておにぎり握ってくれてあって、
二人でしみじみお茶飲んだりして、ああ、なんだろう、うれしいな、と。

自分のかつてやったことの跡を見に行って、あのとき確かなつながりがあったこと、
それは決して消えてはいないこと、でも形を変えてもはや自分の居場所はここにはなく
また、これからの居場所もここではないこと、をありありと目の当たりにしました。

後半の葉っぱの写真以降は今の地元下諏訪です。

仕事も変わって、かつてのようにいっぱい遊んで人間関係がどんどん広がって行って
すごく勢いづいてた頃のようにはいかないけど、ともすれば何も進んでないように
見えてしまうけど、でも、少しずつ少しずつ、目に見えないくらいの歩みで
地域や仕事でつながって行っていると思う。

ある意味、昔のもっとも自分が輝いていたころの場所を見に行って、あれはよかった、
でもあれはあのときのこと、ときっちり心に整理ができたので、
これからは自分の地元で、また人の役に立てるように頑張っていこうと改めて
決意した日になりました。