先日のブログで、本人にとっては普通で当たり前のことがほかの人から見たときに
新鮮で、その人ならではの個性的なものに映る、ということを書きました。
はてなブログでいろいろな方の写真を拝見しますが、そんな中で、その人にとっての
日常や毎日の暮らし、自分の居場所、そんな写真というものに強く惹かれますし
言葉にはうまく表せないですがすごく心が動きます。感動します。
その方にとっては毎日のことであり、何ならいつも繰り返していることであり、
ともすれば何も感じずに過ぎていくことなのかもしれません。
それを写真に撮るということは、その何でもない毎日や訪れる瞬間をやさしい目で
とらえ、やさしい心で感じ、それを大切にされているように思います。
そんな撮影される方の心のありよう。
そして、同じ日常であっても自分とは全然違う姿であったり、あるいは、同じような
シーンでも自分とは違う着眼点や切り取り方、そんな違いに好奇心を動かされます。
そんな写真には、美しい瞬間、光景という写真に切り取られた・映し出されたそのもの
の前後や外側、あるいはその内側に存在する日々の暮らし、営み、時間の流れ、
人の気持ち、きっとそれは命そのものだと思うのですが、命が映し出されているように
感じられます。
そこに触れられたと思ったときに、自分の心が動くのだろうなぁと、そんなことを
思います。
・・・えー、もちろん自分もそんな写真を撮りたいと思っていますが、着眼点は
悪くないと思うのですが、それを一枚の絵にするにはまだまだ、まったく
たどりつけない領域です。
これからも日常の何気ない瞬間に心をときめかせながら、日々精進して
いきたいと思います。