以前に、自分の写真の傾向を分析した。
で、自分が苦手なもの・・・パターンと色と立体感、が写真の主題となることが
とても少なかった。
街を歩いていて、通勤していて自然に目が行くのは線や形、シルエット。
それを撮るのはとても楽しいんだけど、ずっと自分の得意に止まっているのも
だんだんワンパターンになるし、停滞感も感じてくる。
そんなとき、あえて自分の苦手な要素に目を向けてみる。
最初は景色の中の苦手な要素の美しさにも全然気づかないし、
撮ってみてもイマイチだし、ああ、億劫だなあ・・・なんて思うけど。
でも、それでもチャレンジし続けると、お、って思う時がくる。
悪くないなって思う時が来る。
そうすると、写真は突然上達はしないけど、でも、景色の中で
今まで見過ごしていた魅力にも少しずつ気づくようになってくる。
そして、(多少)今までよりも上手に撮れると、すごい喜びが湧いてくる。
人から強制されるような苦労やチャレンジはまっぴらだけど、
自分で目標があって、そこに向かう道にあるなら、避けて通るよりも
チャレンジしてみるのもいいなぁって思う。
ということで、これは立体感を撮る!って決めたときのチャレンジシリーズです。
我ながら稚拙、我ながらひたむき(笑)