空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

写真に撮ることで、自分たちの暮らしの輪郭に気付ける気がする。

※撮影:2022年12月。自宅。  
  カメラ:X100F。フィルムシミュレーション:クラシッククローム。

子供たちが大きくなってきて、休みの日とかも子供たちだけで友達と遊んだり出かける
ことも増えて、そういう一緒に遊ぶ写真はだいぶ減りましたが、家の中で過ごす様子は
比較的よく撮ってます。

うちはほとんどワンルームみたいな家で、キッチンも、よく写真に撮っている洗面所も
部屋の一部です(窓際に金魚の水替え用のペットボトルが並んでいる場所)
東側に面していて、午前中はいい感じの光が差し込んでいるのでここもよく写真に
撮っています。
鏡がついている普通の洗面と、その横にガシガシと使えるようなステンレスの流しが
並んでいて、ここでペットの水替えをしたりいろいろと。
この日の写真は、息子が自分の靴を洗っているところです。
ちょうどいい感じの柔らかい日差しにつつまれているなぁと思いつつ。

普段暮らしているとそれが普通で、何も意識すらしないし、当たり前のように日々が
過ぎていきますが、こうして写真に撮ってみると、我が家がほとんどワンルームみたいな
家であること。東側の窓のところに洗面とは別の洗い場があること。
そこは家族が日々の暮らしで何かしている場所であること。ペットの世話をそこで
よくしていること。ペットがたくさんいること。
我が家と、自分たちの暮らしってそういう特徴があるんだな、こういう暮らしをしているん
だな、っていう普段は意識もしてない暮らしの輪郭線に気付けるような気がします。