※撮影:2024年7月。庭、通勤途中。
カメラ:X100F。フィルムシミュレーション:クラシッククローム。
絞り優先モード、WB:晴天/R:-3/B:-2、ハイライト:+1、シャドウ:+1、カラー:+2、
DR:オート、NR:-4、シャープネス:+1、グレインエフェクト:弱。
ブログの季節が7月になりました。
7月は紫陽花を撮りまくっておりました。他のはてなブロガーさんの影響で植物をたくさん
撮っていますが、得意か苦手で言えば苦手。なかなか思うように撮れません。
それでも、昔は興味のなかった被写体を美しいと感じるようになって、チャレンジして、
そして出来栄えにがっかりして、次こそいい写真が撮れるように頑張るぞと思える、
なかなかに悪くないと思ってます。
身近にある、たくさんある美しいものに目を向けられるようになりましたし。
さて。
先日CD棚を見ていたら、だいぶ昔に頼まれて作った、妻の写真屋さんの店内で流す用の
コンピレーションCDを見つけました。
(そういうのも今やすっかりサブスクやデータで事足りるわけですが。
昔はこうして曲を選んでCDに焼いてました。その前はカセットテープ。
ノスタルジック。いい時代でした。ってやっぱり言っちゃいます。
曲を選んで、順番を考えて、っていうのが楽しかったな~(^^)
引っ張り出して聴いてみたら我ながらいい選曲。センスいいね〜とか(笑)
そんな中の一曲なんですが、
Humpty Dumpty/木村カエラ
改めて聴いてみて、この曲はとても感動します。
メロディも、バックの音も、そして歌詞も。
直接的に感動するようなことを歌っている歌詞でもないんですが、なんでしょうね、
何かを感じさせるんですよね。音もそうです。でもそれが自分ではさっぱり分からない。
きっと、もっと学があったり知識があればその感動の正体も分かるのでしょうし、もっと
適切に分析もできるんだと思いますが。
それこそ音楽に詳しかったり、文学に精通していれば、ああ、こういうことでしょ?って。
でもこの分からなさがいいなぁと思っていまして。
分からないからこそ、いつまで経っても音楽そのものに飽きるということがなく、
昔よく聴いていた曲も、今の新しい曲も、何度も何度も聞き続けられるし、
そしてこれから出会うまだ知らない曲も追いかけ続けていられるのだろうな、と。
写真も全く同じで、いろいろ撮って、いろいろ見て、いろいろ知っても、
未だ自分の中にこれが正解、というものは生まれなくて。
だから失敗写真ばかりたくさん撮っているんですが。
でもたまにその中に自分で感動する写真もあって、でも次全く同じに撮っても全然ダメ
だったりして。
それが歯痒くもあり、また挑戦しがいがあり、そして楽しくもある。
そんな風に感じています。