空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

自分のことを憶えていてもらっていたことがとても嬉しい。

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先日犬の散歩をしていた、向こうから知っている方が近づいてきました。
息子と同じ教室に子供が通っているお父さんでした。

息子は町のテニス教室に通っていまして、毎週日曜に練習しているのを端っこに座って
見ているんですが、そのときに同じように毎回見ているお父さんがいまして。
練習中はいない親御さんんも結構多くて、そんな中で毎回いるお父さんで、年齢は多分
僕と変わらないくらいなんですがおしゃれな服装をしているので印象に残っていて。

挨拶を交わす程度にしか話しはしたことないので、まぁ向こうは僕のこと憶えてない
だろうなと思いつつ挨拶をしたら、向こうも驚いた様子でこんなところで会うなんて
奇遇ですねー、と。憶えていてくれました。
お互いに近所に住んでいることが分かったり、短時間ではあったんですが会話を交わし、
ちょっとうれしい時間になりました。

僕は、見た目の地味さか話すことがとりたてて光るものがないのか、昔から何かの
集まり・・・学生時代のクラスのスタートとか、大人になってからのたくさんの
人と出会う機会とか、そういうときに割と長時間過ごしても、二回目に会った時には
大概忘れられているということがほとんどで、そのたびにしょんぼりした気分に
なるんですが(笑)
(もちろん相手が悪いわけでなく、まして悪気があるわけでないのでしょうがない!)
憶えてもらえているということがこれほどうれしいことなのかととても幸せな気分に
なりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふと思い出したのが、こちらのCMです。

www.youtube.com

席に着くと顔が見えない場所に座った男性から自分の顔の特徴を聞かれて訳も分からず
答えていく女性たち。
自分の言葉から似顔絵を描いているんだな、と分かります。
「親にお前はあごが長いな、と言われます」
「太った丸い顔」
「年を重ねるごとにしみが増える」
「おでこが広いのが気になる」
どちらかといえばみな、否定的な表現で自分の顔の特徴を伝えていきます。

そのあとで、待合室でその本人たちと話しをした人が現れてその人たちの特徴を
伝えて、同じようにまた似顔絵を描いてきます。
「すっきりしたあごのラインが素敵だった」
「とてもきれいな瞳で輝いていた」
「透き通った美しい目でした」
そして、同じようにして描いた二枚の絵を並べて本人に見てもらいます。
そこには、同じ人物の、でも全く違う絵が並んでいます。
とても同じ人とは思えな明るい前向きな輝いた表情・・・
自分の美しさに気づいてきます。

自分の良さや美しさは自分自身が一番気づいていないかもしれないですね。
人は本人が思っているよりも他の人の美しさに注目している。
自分自身も、もっと自分の美しさを認めてあげたらいいかも。

といいつつ、自分自身は自分の外観を悪くない、なんて思ってて!
しかし他の人からは全く賛同が得られない私でした(笑)

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