空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

好きなことで悩んであがいてもがく。これって幸せなことなんだ。

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※撮影:2020年3月。裏山、近所。 

 

写真について悩んでいます。

FujiのX100Fを手に入れてから、少しずつ少しずつ使いこなせるようになってきて、
ようやく自分でも納得できる写真が撮れてきたかなぁと思っていた矢先。
がつーんと衝撃を受けました。
それは、まゆきさんのこの写真を見たからです。

fulululu.hatenablog.com

まゆきさんはもともとオリンパスユーザーで、他にソニーなども使われている方です。
最近になってFujiのX-E2も使いだされたということでその写真を上げられたのですが、
その写真のなんとすばらしいことか!!

ずっと前から、最初にまゆきさんの写真を拝見してからずっと、まゆきさんの
写真に憧れを持ち続けていました。
ただ、今までは、使っているカメラのメーカーが違って、レンズも色味も違って
いたのですが、今度は、機種は違えど同じFujiの、そしてフィルムシミュレーションが自分も愛用しているクラシッククローム。
同じ色味、同じ傾向、道具としては同じようなもの、同じ土俵の中で、そして
自分とは違う圧倒的な存在感、かっこよさを見せつけられたので、
より明確に自分との違いを感じて、がつーんと衝撃を受けた訳です。

どうやったらあんな存在感、あんな魅力のある写真を撮れるんだろう、写真一枚から
圧倒的に伝わる世界観、物語をどうしたら自分の写真にも持たせられることができる
だろう、と毎日写真を撮ってはそのイマイチな感じに悶々とし、あれこれ試したり
いろいろ考えたり、もがき苦しむ日々を送っています。

同じように。

プラモデルについて悩んでいます。
僕はガンプラを趣味にしていて、特に色ぬりを楽しんでいます。色の塗り方は、
筆を使って、もともとの色は完全に無視して、気の向くまま、絵を描くように
影を描いたり光を描いたり、いろんな色味を塗りたくったり、汚しまくったり、
というやり方なんですが、このやり方で、圧倒的な存在感の人たちが
やっぱりネットにいます。

知り合いではないので引用は控えますが、オリジナリティにあふれ、元々のデザイン
とは全く違いながら独自の世界観で圧倒的な存在感を持たせている、そんな作品たち。
もはやオリジナルと言えるくらいの完成度。

それに比べると、あー自分のは好き勝手に塗りました、以上。そんなところに
留まっているなぁ、と感じて、やはりどうすればそんな存在感を持たせられるのか、
技術も足りない、そしてセンスと発想が圧倒的に足りない、と。
実際に手を動かしているときも、またむしろ手を動かしていない時も、今度は
こう塗ろうかな、こうしたらどうだろう、と悶々ともがいています。
殻を破れずにもがき苦しむ日々。

写真にせよプラモにせよ、ふと気がつけばそのことばかり考えて、毎日とりつかれた
ようになっています。
ん?確かに思い悩んでいる。簡単にレベルアップできずにいる。いろいろ考えている。
でもこれって本当に苦しいか?

どちらもあくまで自分の好きなことで、誰かに言われてやらされているわけでなく
自分が好きでやっていること。
そこには、ゴールが設定されている訳でもないし、期日があるわけではないし、
ノルマもなければ課題もない。
何かやらなければいけないものでもないし、
自分でやりたいと思ってやっていることに対して自分で考えていることで、
なんていうか・・・ああ、こういう苦しみって悪いことじゃないな、と。

今の自分を否定して、だめだぁ、とぐらぐらしているのではなくて、
もっともっと高みが存在することを見せつけられて、そこに憧れて、そこに
届こうとして、でもその人まねをするんじゃなくて、あくまで自分のやり方で、
同じような高みを目指して苦しんでいる。
寝ても覚めてもそのことを考えている。
取りつかれている。
そうか、これってまさに夢中になっているってことだな、と気づきました。
好きなことで高みを目指してもがくなんて最高じゃないか、と思った次第です。


追伸。
しかし、相変わらず、今回掲載している写真も、衝撃を受けて自分の写真を
振り返ったコスモスの写真でいばかりか、未だにX20の写真で肝心のX100Fの写真
ですらなく、模型の写真は全くなく、相変わらず本文と関係ない
マイペースな写真掲載で実にイメージしづらい内容になっていてすみません。

といいつつ、この掲載方法(写真と本文が関連しない)を改めないところが
自分でも頑固だなぁと思っております(笑)