空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

今日も自分にとっての当たり前を一生懸命生きる。

※撮影:2023年4月。近所、高島城、諏訪湖沿い。
 カメラ:X100F。フィルムシミュレーション:クラシッククローム。
 絞り優先モード、WB:晴天R:-3/B:-2、ハイライト0、シャドウ:-1、カラー:-1、
 DR:100、NR:-4、シャープネス:−2、グレインエフェクト:弱。

4月に怒涛の勢いで撮りまくっていた桜写真の合間を縫っての日常写真を。
ときどき書いてますが、自分の写真はほんと暗いなぁと(苦笑)
ただ、それは後から客観的に見てそう思うだけで、実際に写真を撮っているときも
選んでいるときも自分で暗い写真を選ぼうと思ったり、暗く撮ろうと思ったりはしてな
くて、そのときどきの、自分が感じるベストな状態を目指した結果こうなる、という。

そして、自分で言うのもなんですがまぁ平凡な写真だな、と。
でもその平凡さが悪くないんだよな、とも思います。

今の仕事は、仕事柄、ミスや問題が起きたときにはワーワーと騒ぎになりますが、
ミスも問題も起きない時は、それが当たり前という感じで何事もなく過ぎていきます。
でも、日々ミスを出さない、ということは全然当たり前じゃなくて、そこに一生懸命
取り組むからこそ何も起きなくて、ようやくそれが当たり前になる。
(いつも何か起きるんじゃないかと冷や冷やしているので、何もない状態はむしろ個人的
 には奇跡に近いものなんですが(苦笑))

昔の知人や友人がキャリアアップをしたり、個人で新しいことを始めたり店を開いたり、
あるいは日々の素敵な暮らしを紡いだり、人と人とがつながってつながりがまた新しい
ものを生み出したり。
すごいな~と感じます。
そういう華やかなこと(多分それは傍から見たら華やかなだけで、本人にしてみれば
地道でそれこそ当人の生きる中で生み出される必然、当たり前なのだと思いますが)、は
自分の人生には今まではなかったし、これからも当面なさそうですが、日々の暮らし、
仕事、地区のこと、その他の人間関係など・・・目の前の当たり前を当たり前として
続けられるように目の前のことにともかく全力で。

特筆すべきことは何もありませんが、今日も一生懸命、日々を過ごしています。