空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

諏訪湖のある街で。


※撮影2023年10月。諏訪湖。
  カメラ:X100F。フィルムシミュレーション:クラシッククローム。
  絞り優先モード、WB:晴天/R:-3/B:-2、ハイライト0、シャドウ:-1、カラー:-1、
  DR:100、NR:-4、シャープネス:0、グレインエフェクト:弱。

今回選んだ写真はたまたま諏訪湖の写真がずらっと並びました。
諏訪湖。
うちから歩いて5分くらいの距離で、子供の頃からずっとそこにあるのが当たり前で、
諏訪湖がある景色が当たり前過ぎて意識したこともありませんでした。

一度故郷を離れ、10年以上経ってこの街に戻ってきて、改めて諏訪湖を見た時に、
ああ、素敵な景色だな、ってはじめて思いました。
そうか、自分はこういう場所で育ってきたんだな。
なんだかこの街も悪くないな。
そのときにはじめて思えました。

結婚して、故郷に戻って、子供を授かって、親となってこの町で暮らして、今まで
知らなかったこと、気づいてなかったこと、目には入っていたけど見てはいなかったことが
たくさんあったんだなぁ、と。

昔はあることが当たり前だった、そして今はとても大切な存在となった諏訪湖。
これからもずっと諏訪湖を撮り続けていくだろうと思います。