普段、伝統建築に近い在来工法で土壁の家を建てていますが、
さすがにこのレベルの建築はすごい。
なかなか今やろうと思ってもできないです。
先日、建築の勉強会で大阪の適塾(江戸時代の蘭学者、緒方洪庵が開いた
蘭学の私塾、その建物)を見学してきました。
光と影、線、日本人の美意識がそこかしこに散りばめられた建築、
そして丁寧にしっかりつくられているために、もちろんその後に補修も
入っているでしょうが、それでも、建具の建てつけなどが当時のまま
今でもスムーズでしっかり建っていて、
そして時間を経た風合いが美しく重なっている・・・
当時の仕事に目を見張り、素晴らしい建物にうっとりしていました。