※撮影:2021年10月。諏訪湖、近所、自宅。
ま、憧れがある訳です。自分のスタイルのある人、その人の写真がある人。
それは撮り方だったり興味だったり世界観だったり出来上がる絵であったり。
何かしら、ああ、○○さんらしい!!って思えるようなものであればそれはなんでも、
なんですが。
自分の写真はなかなかそこが見えてこないです。
撮り方ひとつとっても、
EVFを使って現場でじっくり構えて構図を整えて明るさもしっくりくるものを選んで撮る、OVFで絞りとかあらかじめ決めといて勢いやその場のリズムと気持ち優先で撮る、
自分の撮りたい物を主題に定め周りの余計なものは極力排除して撮る、
自分が見ている撮りたい状況を全体含めて撮っていく、
みたいなことをいったりきたり。
撮りたい物って一口に言ってもその対象への興味もときどきで変わるし、
仕上がる写真の明るさも、解像感も、その時々に見た他の方の写真や撮り方に
常に影響を受けてその都度変化しています。
とても影響を受けやすく、流されやすい。
よく考えると、写真だけじゃなくて、音楽の聴き方や趣味、映画や本、運動の仕方、
もっと言えば行動全般、生き方、みたいなものまで影響を受けやすくとても流される
人間です。
今までは、写真もそうですが、そういう全般含めて、流されないように、自分というものを
いつか確立しよう、って方向に力が向いていました。
今は無理でもいつかそういう自分というものが見えてきたらいいなぁと。
でも、なんかふと、もういつまでたっても固まらなくて流されまくってもいいか、と
思いました。
もし自然に自分らしさが出てくればそれはもちろんいいんですが、そうじゃなければ
毎回毎回言ってることが違ったり、やってることも違ったり、撮ってる写真も
違ったり、っていうのをこの先もずっと続けていっていいかも、って。
そんな風に、影響がもろに出て、お今日はこんな感じか、昨日はこういうの撮りたかったん
だな、今度はこう撮ってみよう、と日々変わっていて、並べてみたらなんだか捉えどころが
ない写真が並んでいても、それはそれでありで、だからこそ、こうして全く飽きることなく
毎日撮っていて楽しいのかも、と思いました。