空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

目標達成~そしてその先へ

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※撮影:2020年9月。入笠山。

毎年恒例、家族で山登り・・・山登り?じゃないな。ピクニック、ハイキング・・・
遠足、そう、山へ遠足に行ったときの写真です。

僕はこのブログの他にいくつかのSNSに写真をUPしています。
それぞれ投稿内容を使い分けていまして・・・

インスタ・・・逆光写真
フェイスブック・・・くらしと家族の写真
フェイスブック(写真グループ)・・・諏訪湖や身の回りの景色
ブログ・・・それらの中から気分で選んで

って感じで、もちろんそんな厳密でもないですが、そうやってUPしています。
で、フェイスブックにくらしと家族の写真を上げているのは、ここに関しては
密かな目標を掲げていました。
それは、ある人から「いいね」をもらうこと。

前の職場のときからの交友関係で、どういうわけだかリアルな人間関係で、
写真関係者の人と知り合いになる機会がたくさんありました。
そもそも妻は町の写真屋さんで働いていますし、
雑誌の表紙を飾っているようなプロカメラマン、
前職の広報担当で独学だけどやたらいい写真を撮る後輩、
そして、限界集落に移住してそこで村おこしのような活動をしていて
その様子を伝える写真や依頼を受けて家族写真を撮っている方。

この最後の方からいいねをもらうという目標を心の中にずっと秘めていました。

この方とは何度も会う機会があり、この方の撮る写真がすごく好きで、
前職の頃、同じく広報としてくらしの様子やご家族の写真を撮るのが苦手だった
ために、何度も自分の写真を見てもらい、何度も相談をしていました。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::
あと、林さんの写真をみていて、少し思ったのは、被写体に対して遠慮している
部分があるかなぁ?ということ。
私もそうですが、人にカメラを向けるのって、結構度胸がいりますよね。
相手を嫌な気持ちにさせてしまったらどうしよう、とか、気づかれないように
とりたいとか、緊張させてしまったり、、
そういう気持ちが自分の中にあると、相手にもそれが写ってしまったり、
遠慮して前に出られなかったり、正面に入れなかったりします。

自分がリラックスして、ゆるゆるの状態でいること、
遠慮せず、真正面に入ること、できるだけ近づくこと、
心も近づけること、思い切ること、堂々としていること、
そういうことをいつも頭に置いて、います。

事前によくよく話をして、お互いを知ること、心を許しあえる仲間になること、
相手を好きになること、そうすれば、必ず上手くいくと思います!!
::::::::::::::::::::::::::::::::::::

と、メッセージでもやり取りしていて、そのときにもらった人を撮るときの
アドバイス、今でもすごく、写真を撮るときの心構えとして大切にしています。
(人物だけでなく、全てものを撮るときの心構えにしてます)

で、このときもそうですし、自分の写真を何度も見てもらっているんですが、
基本的に、写真についての言及ってこれのみで、あとは感想も何も言われたことが
ありません。
フェイスブックでもつながっていますが、特に自分の写真に対して反応が
あったことがありません。

それが・・・ええい、言ってしまえ!
結構落ち込んでいました。
あー、結局僕の写真って特に感想も指摘も何もないような、あるいは
気を使って言われないような、はたまた何も興味がわかないのかな~、とか、
まぁ勝手な独り相撲な思い込みでがっかりしていました。

で、これまた勝手に、自分の心の中で、フェイスブックには人物の写真を
上げ続けて、いつか何らかの反応をもらうぞ!!っていう目標を掲げて、
そのためにフェイスブックには人の写真を投稿するようになりました。
そして、今回ブログに上げたこの人物の写真についに先日「いいね」を
もらいました。

分かってます。分かってます。
それだけ。たかが「いいね」。そもそもその人が何を思っていいね
しているかもしりません。
そして、承認欲求ここに極まれり。
でも、でもでも、勝手な勘違いではありますが、初めて師匠にちらっと
見てもらえた、そんな喜びで感無量なのです!!
そして、だからこそ、ここにいたって、先日も書いていた承認欲求から
進んで自己実現、人の反応ではなく、自分が何を出したか、それは
自分にとってどういう意味なのか、は自己実現の観点から自己承認する、
というところに一歩進めた気がします。

最近、とある写真家のオンライン上のサークルに参加して、まぁ他の
参加者たちはみんなうまい人ばかりなんですが、そこで、だまって見ている
だけってのもできたんですが、そこに、自分の写真はこれです、という
投稿をすることができました。

みなさん、ふーん、って感じだと思いますが、これは自分にとってはすごく
勇気がいることでした。ついつい、自分なんて、って考えがちな自分としては。
でも勇気を出してえいや!と。
そして投稿した後は、それについての反応があるとかないとか、以前よりも全然
気にならない自分がいました。

人の反応は気にせず、自分で出したい物を出す、自分でいいと思っているなら
それを胸を張って出す、そんなところに少し近づけたな、と自分の中では
大きな一歩を踏み出せた喜びに満ちています。