空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

子供達のはじめての発表会で子供達を尊敬したこと

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先日子供達のエレクトーン教室の発表会がありました。
小2の息子と年長の娘。
エレクトーンをはじめて1年足らず。
こんな舞台での発表ははじめて。
それだけでも心配でドキドキするものですが、加えて
発表の一週間前に二人とも手足口病にかかってしまいました。

高熱が出て、食べ物も飲み物も口や喉が痛すぎて満足に摂れない。
発表会どころではなくぐったりとすごしていました。
しかし、熱が下がって少し食べられて起きられるようになったら、
二人とも毎日の日課だったエレクトーンの練習を黙々と再開していました。

そして迎えた当日。
まだ硬いものは食べられなく体力も完全には戻ってない中で
それはそれはとても美しく、そして楽しい演奏をしていました。
(この辺は親の贔屓目ですね!)

終わったあと、本人達も楽しかった!!と。
直前での病気。楽しみにしていた地域の夜祭りも参加できず、練習もできず、
すごく苦しんでいたけど。
愚痴も言わず、
いたずらに不安にもならず、文句も言わず、嘆きもせず、
そのときできることを淡々と精一杯、そしていつも通りやる。
そして迎えた本番でも言い訳せず、その時を迎えてとても楽しくやる。
なんて素晴らしい子供達なんだろう、という親の気持ちと、
それ以上に、なんて素晴らしい人達なんだろうと、
人として、尊敬の気持ちでいっぱいでした。