空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

新しい人間関係が始まってから意識していること。毎日対人関係をリセットするということ。

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なんていう大げさなもんでもないかもしれないけど。
前の職場を辞めた後にいろいろ考えたり本を読んだり自分を見つめ直して出た答えが、
自分は対人関係に依存し、対人関係に左右されやすい、ということ。

周りの人と仲良くなり、周りの人を理解し、周りの人の役に立つ、そうすることで
自分を受け入れてもらい、信頼関係を築く。

この文章だけなら特に問題には感じず、あるいはいいことに思えるかもしれない。
以前の僕はこうだった。目の前の人に尽くすということに全力を傾けていた。

そのままつき進んでいればよかったのかもしれないけど、でも僕はそうしながら
日々疲れもためていて、一定の周期でそれが吹き出て悩み、塞ぎ込み、喜びよりも
イライラをためて、そして何も感じなくなる、ということが起こっていた。
やがてそれが解消され、また前向きになる、ということを繰り返していたけど、
全体としてみると何かが消耗されていた、と今となっては思う。

今は、人は人、自分は自分と考えている。
上のように尽くしている時、無意識に相手に対して期待というものもしていた。
こんなにしたんだからきっとわかってくれるはず、
きっと喜んでくれるはず、
きっと僕のことを信頼してくれるはず、
そんな態度を示してくれるはず・・・・
相手もかけがえのない一人の人間で、かけがえのないその人の人生を生きている。
僕に対してどんな態度をとるか、僕にどんな言葉をかけるか、僕を信頼するか
しないか、いずれもそれは相手の人生であり、相手の決めることで、そこに対して
口を出したり考えたりすることは相手の人生に足を踏み入れることだと今は思う。
相手は相手の自由に相手の人生を生きる権利があって、それは他の誰もが
邪魔をしてはいけない。

同じように僕は僕の人生を自由に生きる権利があって、それは誰にも邪魔される
ものではない。
だから。相手には期待しない。そして僕も相手の期待にはこたえない。
その上で。自分がそうしたい、と思ったなら助ければいいし、貢献すればいい。
相手がそれに対してどんな気持ちになるか、どんな感想を持つかは関係ない。
どんな反応が返ってくるかも関係ない。
ただ僕がしたいだけだから。
無理せず力まず、自分を犠牲にしないことを第一に、自分のやりたいこと、
やるべきことをやっていく。共同体に自分らしさで貢献していく。

そのときのポイントは、その日に楽しく会話して昨日より仲がよくなった感じ、
とか、相手の助けができて相手に感謝された、とか、何か関係が前進した
感じがしたことは、その日のうちにリセットしてしまう、ということ。
仲がよくなった、ということを前提にしてしまうと、今日はなんか相手の反応が
いまいちだな、とか、無意識に相手に対して期待を寄せて、それに相手が
こたえないと勝手に失望してしまうから。

新しい1日が始まる。仲良くできた。うれしいな。そしてリセット。
新しい1日。なんか相手の反応が不機嫌。それはそれで。そしてリセット。
新しい1日・・・

毎日が初対面のような気持ちで、昨日にとらわれずに。
相手の気持ちは相手の気持ちとして置いといて、
自分らしく、自分が信じる道を生きていく。
それが結果として相手に貢献できたらラッキーだったな、と満足して、
またリセットして初対面からはじめる。