僕は以前工務店に勤めていて、そのときに今住んでいる家を建てた。
無垢の木と土壁でつくる家で、暖房は薪ストーブ。
家を建てるときに苦労はあったけど(主にお金とかお金とかお金とか(笑))、
今だって決してローンは楽じゃないけど、でも、それ以上の価値はあったなぁと
思ってる。
贅沢な家、ってことじゃなくて、木は汚れるし、色は変わるし、傷はつく。
それがすごくいいな、と思ってる。
雑に使えば痛んでいき、大切に使えば大切に育っていく。
それって人も一緒じゃないか、ということはこの家は生きているってことか、とか。
薪の準備も楽かと言われれば大変だけど、いい運動になるし、体は鍛えられるし、
何より、冬、寒い日にしみじみ快適に暖かいとき、あのときの頑張りが
ここにつながっているなぁっていう自己満足感が心も温めてくれて(笑)
最近の冬の寒さの戻りも薪ストーブのおかげでちょっとうれしい出来事に
なっている。