僕がネットで名乗っている青空百景は、大好きなムーンライダーズというバンドの
大好きなアルバムのタイトル。
僕は写真と同じくらい、いやもしかしたらそれ以上に音楽が好きだ。
(まぁ比べるものじゃないけど)
趣味=音楽鑑賞っていうと、履歴書に書くことないな〜とりあえず趣味は音楽鑑賞に
しとこ的な、無難で誰もがまぁ普通にしてることだと思う。
僕も自分の音楽好きか特別だとは思ってないけど、でもちょっとだけ他の人より
のめり込んでいる気はしている。
それはCDを3,000枚持ってるとか、この歳(44)になっても未だに新しい音楽、
若い人の音楽を聴いている、とか、暇さえあれば音楽を聴きたがる、とか、
まぁそういう形に現れている。
でも、そんな、オレってマニアだぜ〜みたいなことを言いたいのではなく、
なんでこんなに音楽が好きなのにあまりこのブログで書かないのか、あるいは
好きなアーティストやアルバム、曲を勧めていないのか、なんだけど、
なんというか、どうしても言葉にできない、文章にできない。
それこそお勧めしたいアルバムや曲は山ほどある。感動したり気持ちが高まったり
自分に勢いがついたり心が踊りだしたり体が踊りだしたり、そんな曲がたくさんある。
でも、なんで感動したのか、どんな風に気持ちが高まったのか、何がいいのか、を
どうしても言葉にできない。
やっぱりブログに書きたいな〜と思って過去に何度か挑戦したこともあるんだけど、
全然文章が思いつかない。
すげーいいんだよ、とか、すげー持ってかれる、とか、ここここ、このフレーズが
くるとなんか感動して泣いちゃうんだよね、とか。
確実に自分の中の心や体や五感や何かが反応してるんだけどそれが言葉にできない。
僕は割と喋る方で、普段のブログもついつい長くなっちゃいがちなんだけど、
こと音楽に関してはどうやってもうまくしゃべれない。
それがなんかやだなぁ、人に伝えられるレビューや、感動を分かち合える
文章書きたいなぁと思ってたんだけど、つい最近、もしかして言葉にできないから
こんなに長く、未だに現役で音楽聴いているのかも、と思ったりした。
自分の中で、言葉にできる=限りなく分析完了、みたいなことだとすると
未だに分析できないからこそどっぷりとはまって心地よく、言葉や頭から解放されて
ひたっているのかも。
そう考えると、まだまだ言葉にできないっていうのはまだまだ楽しめるんだな、と
それは悪くないな、なんかいいな、と思った。
(実は写真も肝心のことは言葉にできない。だからこれも長続きしている)
最近いいなと思ったアルバム。とてもいい!
未だに新しい素晴らしい音楽が生まれてくる、そのこと自体に感動。
Stray Dogs / 七尾旅人
Livre / アントニオ・ロウレイリオ
Djesse / ジェイコブ・コリアー
エコーズ・オブ・ジャパン / 民謡クルセイダーズ