空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

科学的に、そして敬虔に、信仰的に。

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御神渡りは、伝説では上社の男神が下社の女神のもとへ出かけた跡だと言われている。
一方で、600年近く昔から御神渡りの出現日などの観測記録が八剱神社の神官の手で
綿々と続けられていて、これが地球の気候変動の大切な記録にもなっている模様。
昔の人は、自然現象や不可思議な現象に対して神や龍、妖怪、などという捉え方を
しているけど、それは科学的思考がなかったとか、無知とか、迷信深い、とかでは
ない気がする。十二分に科学的な思考や分析もしつつ、でもそれでは捉えきれない
現象や事象に対して、自分たちにはわからないものがある、という弁えと、
それらに対して敬虔に接する姿勢が神などになぞらえたのだと思う。
決して科学<>信仰、ではなく、どちらも共存するアプローチとして。
それってよほど今よりも冷静で深い洞察だと感じる。

・・・まだまだ御神渡り写真、続きます(^_^)
何回も通っていると、だんだん対象を捉えられるようになっていく気がします。
(そして、きれいな光にも巡り会えます!)