空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

写真:室内

光と戯れる

我が家のキッチンはいわゆるアイランド型で、その作業テーブル的なところに吹き抜けからいい感じで光が差してくる。光の部分が照らされ明るく、その周りは薄暗い。そんな時間帯の室内の様子をとても好ましく思う。

木と土と薪ストーブに包まれて

僕は以前工務店に勤めていて、そのときに今住んでいる家を建てた。無垢の木と土壁でつくる家で、暖房は薪ストーブ。家を建てるときに苦労はあったけど(主にお金とかお金とかお金とか(笑))、今だって決してローンは楽じゃないけど、でも、それ以上の価値…

とりとめのない写真。同じ毎日。かけがえのない新しい毎日。

写真を撮るのは日常の中、暮らしの中で、写真をとるために出かけるということはない。その変わり、カメラは肌身離さず、通勤でも散歩でも子供と遊ぶ時でもどんなときも持ち歩いているんだけど、そうなるとまぁ写真は基本的にとりとめのない写真ばかり増えて…

土間亀、薪亀。

ちょいちょい登場している我が家の亀。埼玉に住んでいた頃に仕事に行こうと道に出たらミドリガメが歩いているのに出会い、保護してからずっと一緒に暮らしてる。昔は部屋の中をうろうろできるようにしていて、冬になるとこたつに入ってきて二日間くらいはこ…

ちっちゃなアーティスト達の陽だまりアトリエ

まぁいつもの親バカな訳ですが(笑)うちの子供達の美的感覚は天才なんじゃないかと常々思っている訳です。この日は、テレビで見た「歯ブラシで絵の具を飛ばして絵を描く」ということをやりたいと言い出したので場所をつくって好きにやらせた。最初は技法そ…

日常の中で写真を撮る、というスタイルで大切なこと。

その昔、トイカメラというものが流行っていた頃、僕も流行にのってロモのLC−Aを使って写真を撮っていた。ファインダーを覗いて写真を撮るのが楽しいなぁと毎日毎日写真を撮っていた。月日は流れ、世の中がとっくにデジカメの時代になっても、このファインダ…

割といい写真撮ってるじゃん。

いやいや、そのタイトルでこれらの写真かよ、って思った方、今から説明しますね(笑最近、写真の本をよく読んでいる。ナショナルジオグラフィックのブライアン・ピーターソンのシリーズや、割と硬派目の構図の本が面白くて。(こうすれば撮れる、傑作写真!…

とりとめのない写真たち。僕が写真を撮り、そして記事を書く理由。

じゃあ今回以外はとりとめがあるかというといつだってとりとめがないんだけど。主題もない。テーマもない。コンセプトもない。写真を撮るために出かける、ということもない。普通に暮らしていてどこへ行くにも何をするにもカメラを持ち歩いて、だからいつも…

古い建物

昔の建物をリノベーションしたり、掃除したり、ともかく大切に使っているのを見るのが大好きです。時間と、その時間の中で積み重ねられた暮らしだけが作り出せる風合いと美しさが宿っていると思います。我が家も無垢の木を使っているのが自慢なんですが(笑…

このたび会社をやめました〜その12。課題の分離、自己受容、他者貢献、そして今を生きる。

タイトルでピンと来た方、はい、アドラー心理学です。先日、嫌われる勇気、を読みました。昔からずっと、自分の自意識過剰に悩まされていました。相手はどう考えているのだろう?これしたら嫌われる?見限られる?ほんとはこの程度の人間なのに過大評価され…

夏の思い出〜猫のいる家

猫が好きです。昔猫を飼っていたこともあります。野良猫が勝手に家に通っていたこともあります。すごい懐いてくるよりも、つかず離れず、面倒くさそうに近くにいる、という距離感が好きです。夏に猫を20匹飼っている家に遊びにいったときの写真。じっとして…

このたび会社をやめました〜その7。自分を振り返ってみる。

さて。前回で長年見て見ぬ振り、そもそも自分にはそんなものはない、と思い込んでいた「自分がやりたいこと」。言い換えると「夢」、について向き合おうというところまで来ました。が、ぼーっと考えていてもなかなか出てきません。そこで、今まで自分が何を…

このたび会社をやめました〜その6。やりたいことってなんだろう、という課題に向き合う。

(今回の話しと写真も一切関連ありません)前回途方に暮れたところまで書きました。とりあえずの行動をしてみたものの、そこには気持ちが入っておらず、人に言う気にもなれず、という状態でした。しかしいつまでもそのまま立ち止まっているわけにもいかない…

金魚カフェ

先日(だいぶ先日)、妻とたまには二人で外で食事をしますか、と待ち合わせてランチをしてきました。地元下諏訪のタロウ珈琲Taro-coffeeというお店で昼間だけ営業している本田食堂(仮)https://www.facebook.com/hondasyokudo/というお店。地元なのに今まで…

長野県の素敵なお店

仕事柄・・・ではないか。うちの会社は工務店ですが宣伝用にフリーペーパー(てくてく、と言います)をつくっていて、しかしこれがほんとに宣伝なのか?というくらいきちんと読み物としてつくっていて、それを各地の素敵なお店に置いてもらっています。(実…

建築中の家

今現在はすでにお引き渡し後なんですが、この写真を撮った二ヶ月前はまだ建築中の家の写真です。面白いなーと思ったのが一枚目。何の変哲もない洗濯物写真なんですが、これ、建築中なんですよね!すぐ近所に住んでいるお施主様がこの場所を気に入っていて、…

日差し(という言葉で括った、やっぱりとりとめのない写真)

ほんと、近所か職場か自宅か庭か・・・身近な写真しかないんですが、今回もその例にもれずです。日付もバラバラですが、初夏の頃、梅雨前の時期です。外歩いているときは暑いな〜なんて思ってんたですが、そのあとね、こんなに暑くなるとは・・・今日の雨降…

沓脱ぎ〜生き方を変えると体の不調が一気に出るという話し

(マイペースといったそばから連日あげましたがたまたまです!)以前から沓脱ぎっていい被写体だなぁと思ってたわけです。しかし、うまく撮れた試しがなく、無理だ無理だとも思ってたわけです。 chikachi-3.hatenablog.comが、こちらの写真を見て・・・自分…

土間に住んでいる我が家の亀

埼玉に住んでいた頃、朝出勤しようと家を出ると、目の前の道路をミドリガメが 歩いていました。 そばに水場もないし、どこかから逃げてきたのかなと思い、捕獲して家にあったもので 当座の住処をつくりその日は出勤。 後日近所の人に聞いても心当たりがない…

山を育てるために自分たちで木を切り出し製材する。

今回の一連の写真は、お施主さんと一緒に伐採を体験し、製材を見学して、 そして製材所の見学を行うツアーでした。 ここは宮城県の栗駒にある製材所です。 この人たちは山から切り出すところから全て一貫してやっているんですが、 市場から材木を仕入れてそ…

切った木を製材する

昨日、伐採の様子をUPしました。 今日の写真は切った木を製材して、四角にする様子です。 大きな大きな帯のようなノコギリで切りますが、まっすぐに見えても 木は微妙に曲がっていて、かつ一本一本個性があるので、 どこで四角を取るか、というのは人の目で…

晴れの日の我が家、雪の日の我が家

・・・大量に撮りためた写真を順繰り順繰りUPしていて、ようやく3月まできました。あったかそうな光が差し込んでいるのが3月7日。そして雪の写真以降が3月10日。また薪ストーブをたいてました。今年の冬は(今年の冬も?)暖かい日と寒い日の差が激しかった…

お気に入りの窓と普段のお仕事

モデルハウス(職場。工務店勤めなんです)にて。 二階吹き抜けに面した部屋につけられた低い位置の窓の並び。 この角度からの窓の様子が好きで毎日でも見飽きない。 ・・・仕事場の写真です。仕事用(工務店の広報/営業をしていまして、こうして写真を撮っ…

陽だまりの中で 〜明るさ、暗さ、露出に迷う。

・・・先日、うちの会社で行っていた見学会の写真。差し込む光、包み込む光がとても優しく温かく眩しい印象でした。さて、わたし、露出を決めるのが苦手でして・・・どのくらいの露出がいいのかな〜っていつも迷います。適正露出、って意味じゃなく、どのく…

水族館その③ 〜その他の生き物

他の生き物、といってもウツボしか写真ないけど・・・ この水槽にはウツボがうじゃうじゃいて、ぱっと見はちょっと気持ち悪い。 で、ほとんどの人はうわーって言いながら素通り。 うちの子供達はこのウツボが大好きで、いくらでも見続けている。 見続けてい…

水族館その② 〜海月写真

空の青、湖の青、そしてもう一つ、海月の青。 いくら眺めてても飽きない。何枚でも写真を撮ってしまう。 どうしてこんなに青が好きなんだろうと自分でも思うけど、 でも訳も分からず好きなものがあるというのは悪くないな、と思う。 ・・・海月です。ほんと…

水族館その① 〜暗いところで人物写真

香川に帰省のたび、年二回帰省しているので年二回訪れる新屋島水族館。 そんなに大きな水族館ではないし、このペースで訪れていると新鮮味はないはずだけど 子供達は毎回行きたがって欠かさず訪れ、訪れるたびに興奮して楽しんでいる。 そうか、新鮮に楽しん…

おせちがある正月 〜料理写真を美味しく写したい

さまざまな意味があり、願いが込められ、一年で一度だけをみんなで食べるおせち料理。こんな風に手間をかけたおせち料理が食べられることは大変ありがたいこと。じわじわと正月までUPがきました。毎年香川の妻の実家に帰省し、手の込んだおせちをいただいて…

大阪、適塾にて。

普段、伝統建築に近い在来工法で土壁の家を建てていますが、さすがにこのレベルの建築はすごい。なかなか今やろうと思ってもできないです。先日、建築の勉強会で大阪の適塾(江戸時代の蘭学者、緒方洪庵が開いた蘭学の私塾、その建物)を見学してきました。…

朝の訪れ

朝起きて、外の様子を見て、薪ストーブに火を入れて、そうこうしているうちに陽が差して・・・今日も一日が始まる。すごく頑張る日もあるし、ちょっとだらける日もあるけど、毎日は変わらず訪れる。そして基本的には同じことの繰り返し。毎日頑張るのはつら…