空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

とりとめのない写真。同じ毎日。かけがえのない新しい毎日。

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写真を撮るのは日常の中、暮らしの中で、写真をとるために出かけるということは
ない。
その変わり、カメラは肌身離さず、通勤でも散歩でも子供と遊ぶ時でもどんなときも
持ち歩いているんだけど、そうなるとまぁ写真は基本的にとりとめのない写真ばかり
増えていく。

しかも、通勤は自転車でだいたい同じようなルート、休みの日は子供といつもの
公園で遊んでいる、と平日も休日も同じような毎日なので同じ被写体が
ずらずらと並んでいる。

でも。

それがとても楽しい。
同じような日々でも毎日が新鮮で、同じことの繰り返しの中に新しさもあるし、
自分の心の動きもあって、楽しさも苦しさも停滞も成長もある。
そんな気持ちに寄り添うように、人が見たら同じで自分にとっては新鮮な
写真が増えていく。
一見代わり映えのしないとりとめのない写真を選んでいるときが
一番楽しい。