空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

空色カメラ(富士フィルムX20)

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僕の愛機、空色カメラこと富士フィルムのX20。
発売されたのは6年前の2013年3月。僕が購入したのは3年前の2016年1月。
すでに後継機のX30も2014年に発売されていた頃。
ソニーのRX100もあったしリコーのGRもあったしパナソニックのLX100もあった。
それでも僕はこいつを選んだ(もう新品はなくて店頭中古だった)

前の記事にも書いたけど、ロモを楽しく使っていた身としては光学ファインダーは
絶対外せず(パララックスなんて気にしない!)、持ち歩けるコンパクトさも
大事であった。
となると必然的に選択肢は限られてしまう。
(とか書いているけど、当時はセンサーサイズ!むしろ単焦点!やっぱり性能だよ!
 とかから始まって迷いに迷っていた。多分さかのぼれば10年くらいデジカメを
 買おうと思ってから迷いまくった気がする・・・10年とか適当だけど、
 まぁそのくらいの長い間ということで)

一時は作例や性能で決めようとしたけど、いやいや、お前にその性能使いこなせるの?
宝のもちぐされじゃね?冷静になれよ!
ということでこの機種になった。
(決してこいつも性能低い、ってことはないけど、デジタル処理側は日進月歩の
 世界なので)

3年の間に肌身離さず、相当の枚数をとってきたけど、買ってよかったなぁと
思っている。
ここまでのめりこむこともあまりなく、日々を豊かにしてくれてるし
それすなわち人生を豊かにしてくれている。
つらいときを乗り越える力にもなったし、自分の価値観や考え方にも
すごくいい影響を与えてくれている。

もっと性能のいいカメラ(=X100シリーズ)が欲しいなぁ〜と思う時も
たまにあるけど、それって結局自分の撮った写真がいまいちだな、って
思う時で、そういうときはこのページを見るようにしている。

photo.yodobashi.com
同じカメラを使ってここまで撮れている!
要するにお前の腕が悪いのだ!!

という声が聞こえてきて我にかえり、ごめんよ、やっぱり僕には君が必要だよ、と
また一緒にやっていくことになる。

とまぁそんな馴れ初めからの二人の歩みなわけですが、いやいや、それよりも
このカメラにベタベタ色塗ってるのはなんなんだよ!ふざけてんのか!!
おもちゃなのか!!!
はい、おもちゃです。
とてもとても大切でかけがえのないおもちゃです。
決してふざけているわけでなく、奇をてらっているわけでなく、
安直な発想かもしれないけど、世界に一台のカメラにしたくて、面白がって、
文字通り俺色にそまれ!ということで色を塗って落書きをした。
すごく真面目。真面目に遊んでいる。
で、やってよかったなぁと思っている。
上にも書いたけど、前はときどき他のカメラに気持ちだけ浮気することもあったけど、
今はこいつ一筋。
仮に同じ機種の新品をただでもらえるって言われても絶対断る。
X20が好きなんじゃなくて、こいつが好き、そんな気持ちになっている。

暇さえあれば写真を撮り、撮れないときはカメラを眺めてはにやにやしている
日々です。