空色のパノラマ

空色のパノラマ

なにげない毎日の中にひっそり佇むささやかで見落とされがちな奇跡を、X100Fとクラシッククロームで綴る日記。

このたび会社をやめました〜その6。やりたいことってなんだろう、という課題に向き合う。

f:id:Aozora100:20181001222710j:plain

f:id:Aozora100:20181001222738j:plain

f:id:Aozora100:20181001222748j:plain

(今回の話しと写真も一切関連ありません)

前回途方に暮れたところまで書きました。
とりあえずの行動をしてみたものの、そこには気持ちが入っておらず、人に言う気にも
なれず、という状態でした。
しかしいつまでもそのまま立ち止まっているわけにもいかないので、
昔からの気の置けない、何年たっても中学校の頃のようにだらっと話せる親友の元を
訪ねました。

彼は自営業を営んでいますが、今までお互いの仕事の話しをしたことがありません。
人生観のような難しい話しもしたことがありません。
そんな彼に思い切って現状を伝え相談してみました。
すると、彼の起業にいたるまでの経緯、いろいろあったこと、苦しいときもあり、
でも自分の技術を安売りせず、人との信頼関係を少しずつ築き上げながら
どうにかやってこれたこと、などなど・・・

以前、自営業をする人は会社に属さずすごい人たちだ、と思っていました。
しかし、それは能力の問題ではなく、決断したのかどうかだ、ということが
なんとなくわかってきました。

そして彼からのアドバイス。経験とかよりも、自分が何をやりたいか、だね。
本気でやりたいことがあればなんとかなるよ。なにやりたい?

・・・何をやりたいんだろう。
大学を卒業したときにTVゲームをつくりたい、
という思いで上京して以来、そしてその夢が叶わずとりあえずシステムの現場に
携わろうとシステム会社に入ってから、目の前の課題、目の前の人に向き合い、
そこに打ち込んでいる内に大きな流れに身を委ね、何をやるかはそのときどきの
上司だったり社長に委ね、それを実現することにやりがいと喜びを見出してきました。
それはそれでよかったんですが、いざ自分がやりたいこと、と言われた時・・・
思いつきませんでした。

家に帰ってから、今回のことは、経緯はともかく、ずっと長い間見て見ぬ振りを
してきた、あるいは他者に委ねてきた、何をやりたいか、に向き合うときが
とうとう来たのかもしれない、と感じました。