私は長野県の下諏訪町という小さな町に住んでいます。
小さな町には似つかわしくない、諏訪大社という大きな神社
(御柱祭をご存知の方もいますかね)がありまして、下諏訪にはその神社のうち、
春宮・秋宮という二つの神社が存在しています。
どちらも家の近所ですごく好きな場所なんですが・・・
うまく写真が撮れないんですよね。
その場に行くと現実から少しずれたような霊的な気配を感じ、
場の雰囲気や建物の佇まいには厳粛な気持ちになりますが、いずれの気持ちも気配もなかなか写し取れない。
そこで、先日、じっくり時間をかけてお参りしてみました。
遠くから全体を見てすごいなーと思っていますが、そのとき自分が何を見ているか、
カメラを構えずに自分の目を追ってみました(変な表現ですね〜)
わかったのが、人間の目って性能がいいので全体を見ながら同時にも細かく細部も見てていて、
細部から読み取る凄みの総体として、全体を統括してすごい、と感じている
ようでした。
ならば。私のカメラはそこまで全体の荘厳さを写し取れないので
(えー、まぁ、写し取れないのはカメラじゃなくて私の腕前でしょうね!)
まずは細部をしっかり見て、しっかり近くにいって撮ってみましょう、
というのが今回の写真です。
自分としては、神社写真への第一歩が進めたと思ってます(^ ^)
そして最後の写真は、入り口で頭を下げている方のたたずまい、そしてその時間が
とても美しかったのでパチリと。
やはり作法、特にこういった場での敬虔な作法はとても大切で、
そしてとても美しいと思いました。